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部品各社 人件費魅力、カンボジア進出 中国の15%、ミャンマーにも

Written By site on 2012年5月31日木曜日 | 4:22

5月31日(木)7時55分配信

電子機器や自動車など部品メーカーのカンボジア進出が相次いでいる。日系企業は中国リスクを避ける「チャイナ・プラスワン」として、東南アジア諸国への生産移管を進めてきたが、タイやベトナムでは労働賃金が高騰しており、人件費の安いカンボジアが注目されている。昨秋のタイの洪水を機に完成品メーカーが部品調達先の分散化を進めており、ミャンマーなどの周辺国でも同様の動きが広がりそうだ。(高木克聡)

 日本電産は6月から、タイと国境を接するカンボジア北西部ポイペトでハードディスク駆動装置(HDD)向け小型精密モーター用の部品の生産を開始する。同社がカンボジアに工場を設けるのは初めてで、投資額は計30億円。平成26年には約5千人まで増員する予定だ。

 住友電工系の住友電装(三重県四日市市)は4月からプノンペン経済特区に新設した工場で、自動車などの配線に使われる複数の電線を束にした「ワイヤハーネス」の製造を始めた。精密機器大手ミネベアも昨年12月、同経済特区で小型モーターの生産を開始。最終的に50億円の設備投資を行う計画だ。

 カンボジア進出の主因は賃金の安さにある。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、一般工員の月給は82ドル(約6520円)と、中国の約6分の1~3分の1、タイの3分の1。賃金では、ミャンマーも月68ドル(約5400円)とさらに安く、政府も企業誘致に熱心に取り組んでおり、パイオニアなどがミャンマーでの工場建設を検討している。

 みずほ総合研究所の苅込俊二主任研究員は「14年にキヤノンが進出して以降、ベトナムで投資ラッシュが起こったように、後を追う企業も出てくるだろう」と指摘している。

ミャンマー労働者を激励 タイ外遊のスー・チー氏

Written By site on 2012年5月30日水曜日 | 16:13

5月31日(木)6時57分配信
 
24年ぶりの外遊でタイを訪問中のアウン・サン・スー・チー氏は、ミャンマー人労働者が働く水産加工場などを視察し、祖国を離れて働く同胞たちを激励しました。

 アウン・サン・スー・チー氏:「タイで働く出稼ぎ労働者が厳しい環境にあることは分かっています。私は何とかして、できる限り改善していきたいと思っています」
 今回の視察は、約200万人いるとされるタイで働くミャンマー人の生活実態を見たいというスー・チー氏の希望で実現しました。
 ミャンマーからの出稼ぎ労働者:「(スー・チー氏が来て)うれしくて食事ものどを通りません」
 集まった熱狂的な支持者にスー・チー氏は、「帰国して民主化を進める国づくりに参加してほしい」と呼びかけました。スー・チー氏は、バンコクで「世界経済フォーラム東アジア会議」に出席するほか、少数民族が暮らす難民キャンプを訪問する予定です。

スー・チー氏、24年ぶり外遊=経済会議出席でタイ訪問

 5月30日(水)0時24分配信
 【バンコク時事】ミャンマー最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー氏は29日、タイを訪問した。スー・チー氏が国外へ出るのは1988年以来24年ぶり。バンコクで開かれる世界経済フォーラム(WEF)東アジア会議に出席するほか、タイで生活するミャンマー難民らとも会う予定。
 WEFによると、スー・チー氏は6月1日、女性の社会進出に関するセッションに参加する。タイのインラック首相は昨年12月、ミャンマーを訪問した際にスー・チー氏と会談している。スー・チー氏はタイ滞在中、同首相とも何らかの形で会うとみられる。

【インド】首相のミャンマー訪問、航空協定など調印

Written By site on 2012年5月29日火曜日 | 6:59

5月29日(火)8時30分配信

 ミャンマーを訪問中のシン首相は28日、首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談した。二国間関係の最重要課題として連結性(コネクティビティー)の向上を挙げている。両国は、直行便の就航を含めた航空サービス協定に調印したほか、越境バスの運行、鉄道敷設の事業化調査などで合意した。合わせて12件の合意書や覚書に調印している。

 インドの首相が訪問するのは25年ぶり。連結性向上関連では、航空サービス協定のほか、国境地帯の開発覚書を締結している。共同声明は、航空協定で商用渡航者の行き来を容易にするほか、観光客による人的な交流を図ると説明している。

 両首脳は、北東部マニプール州インパールと、ミャンマー第2の都市マンダレーを結ぶバスサービスの運行にも合意。事務レベルでの早期の妥結を目指す。2016年までにインド~ミャンマー~タイの高速道路建設を目指すことで一致し、インドが橋りょう71カ所の改修を手掛けることも決まっている。

 両国を結ぶ鉄道の建設については事業化調査を行う合同作業班の設置を決定した。海運路線の直行便の事業化についても調査する。このほかにインドによるミャンマーの港湾などインフラ開発の参画可能性について協議した。

 ■貿易額を15年に倍増

 連結性以外の協議では、貿易額を2015年に現在の14億米ドル(約1,111億円)から倍増する目標に合意。合同投資フォーラムを設立することでも覚書に調印している。

 金融面では、インド準備銀行(中央銀行)がミャンマー中銀と通貨面で協力することで覚書を締結。インド・ユナイテッド銀行が最大都市ヤンゴンに駐在員事務所を開設し、両国間の銀行取引に向けた第一歩にすることも表明した。

 政治制度面では、インドの議会制民主主義の経験を共有する準備があると申し出ている。

東証など、ミャンマーでの取引所設立で覚書

5月29日(火)18時2分配信

東京証券取引所と大和証券グループ本社は29日、ミャンマー中央銀行と、同国における証券取引所の設立支援に関する覚書を締結した。東証などは、ルール整備や売買システムの開発、人材育成で協力する。ミャンマーは民主化や経済の改革が進んでいるが、証券取引所はなく、2015年までに創設する計画だ。

 同日ミャンマーの首都ネピドーで行われた調印式に斉藤惇・東証社長らが出席。斉藤社長は「セミナー開催や研修生の受け入れを通じ、日本のノウハウを提供する」と述べた。

 設立支援は、大和グループの大和総研がミャンマー中央銀行と1996年に店頭取引所の「ミャンマー証券取引センター」を立ち上げ、証券業界の育成に取り組んできたことから実現した。

スー・チー氏が24年ぶりに出国へ…タイを訪問

 5月29日(火)20時2分配信

 【バンコク=石崎伸生】ミャンマーの民主政党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏が29日夜、24年ぶりに出国し、タイを訪問する。

 今回の訪問では、バンコクで30日に開幕する世界経済フォーラム東アジア会議に出席するのに加え、タイに住むミャンマー難民や労働者と交流し、祖国の民主化進展に向けて結束を呼びかける。

 スー・チー氏は30日、バンコク南西に隣接するタイの水産加工拠点であるサムットサコン県を訪れ、水産物市場の視察やミャンマー人労働者への演説を予定している。6月2日には、ミャンマー政府軍と武装勢力との衝突を逃れた少数民族カレン族の難民が住む北西部タク県のメラ難民キャンプを訪問する。

<ミャンマー>スーチー氏、政治活動再開後初の外遊へ

Written By site on 2012年5月28日月曜日 | 5:19

5月28日(月)19時33分配信

【バンコク岩佐淳士】ミャンマーの民主化指導者アウンサンスーチー氏は29日にも、政治活動再開後初の外遊先となるタイを訪れる。首都バンコクで開かれる世界経済フォーラム東アジア会議(5月30日~6月1日)に出席し、6月1日に「東アジア経済発展における女性の地位向上の重要性」をテーマにした公開討論に参加する予定だ。一方、会議に同席するはずだったテインセイン大統領は出席を取り消し、タイ訪問の日程を4日からに延期した。

 スーチー氏が出席する会議の主催者「世界経済フォーラム」(本部・スイス)は、経営者向けの民間研究機関。スイス・ダボスで開かれる年次総会は「ダボス会議」として知られる。世界各国から政財界の要人を集め、各地で世界経済や国際情勢について議論する会議を開いており、今回の東アジア会議もその一環だ。民主化が進み、政治・経済両面で注目を集めるミャンマーの「顔」として、スーチー氏が国際社会にどんなメッセージを発信するかが注目される。一方、テインセイン大統領は欠席を決めた理由を明らかにしていない。

 スーチー氏が国外に出るのは88年以来24年ぶり。関係者によると、ミャンマーを訪問しているインドのシン首相と今月29日に会談し、その後、「その日の夜(29日夜)か翌朝にタイに向けて出発する」という。

貿易・投資促進で合意=インド・ミャンマー首脳会談=

 5月28日(月)18時41分配信

 【バンコク時事】ミャンマーを訪れているインドのシン首相は28日、首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談した。AFP通信によると、両国は貿易や投資を促進していくことで合意した。シン首相は最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー氏とも会う予定。

【インド】商議所連合、ミャンマー貿易でルピー決済を

 5月28日(月)8時30分配信

 インド商工会議所連合会(FICCI)はシン首相がミャンマーを27~29日に訪問するのに合わせ、ミャンマーとの貿易決済をルピー建てにすることを政府に要請した。信用状などがユーロやシンガポールドル建てのために、インド製品の競争力が損なわれていると強調している。

 FICCIは調査結果として、ルピー建てでの決済が実現すればミャンマーがインド向けに輸出する穀物などをルピーで支払うことが可能になり、インド製品の輸入に充てることも可能になると説明した。

 国境沿いの取引は現在、現地通貨を使っているものの、インド準備銀行(中央銀行)の2004年の決定で、貿易決済の通貨は特に定めていない。これに対し、バングラデシュとブータンとの貿易はルピーが決済に利用されている。

 首相のミャンマー訪問には、民間企業の代表が同行するため、これらの問題の協議も見通されている。ただランジャン・マタイ外務次官は訪問前の説明で、インドとミャンマーの銀行同士の取引関係が確立していないために、第3国の銀行が利用されているとの現状を説明。準備銀とミャンマー中銀が協議を始めたばかりで結論が出るのは先になるとの見通しを示している。

 今回は国賓としての訪問で、インドの首相としてはラジブ・ガンジー首相以来25年ぶりとなる。首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談するほか、ヤンゴンで29日に民主化運動指導者で国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏と会談する

加速するコンビニのアジア出店 インドネシア、ミャンマーに注目

Written By site on 2012年5月27日日曜日 | 6:39

5月27日(日)13時13分配信

 コンビニエンスストアのアジア進出が鮮明になってきた。国内店舗が飽和状態になってきたことや少子高齢化の影響もあって、経済成長の期待が高いアジアに活路を求めている。

 これまでは中国や台湾、韓国が主な出店先だったが、最近はベトナムやインドネシア、ミャンマーへと移ってきた。

■ミニストップもミャンマーへの進出を検討

 積極的な海外進出によって、コンビニの店舗数は国内外の「逆転」現象が加速している。コンビニ大手の店舗数は、ファミリーマートで国内約8800か店、海外約1万1500か店とすでに逆転。ミニストップが国内外とも約2120か店と「ちょうど、並んだところ」(広報担当者)だ。ローソンは国内約1万600か店、海外約390か店(いずれも、4月末時点)の状況。

 セブン‐イレブンは米子会社が各国・地域にライセンス供与しているケースが大半のため、直接投資する他のコンビニと同列には比べられないが、国内約1万4000か店に対し、中国や韓国、タイなど東南アジア8か国だけで約2万2000か店(3月末時点)を有する。

 そうした中で、ローソンは4月にミャンマーへ進出する方針を固め、すでに現地に入って市場調査を行っている。1号店の、年内開店を目指している。

 ミャンマーは小売り全体の9割を伝統的な市場や、いわゆる露天商が占める。しかし6000万人以上の人口を抱え、民主化の進展に伴う消費市場への成長が期待できる。

 ローソンは現在、中国に約350か店、インドネシアのジャカルタには15か店を出店して足場を固めているところだが、今後はインドやベトナムといったアジアを中心とした、まだ出店していない地域への展開にも力を入れていくという。

 ミニストップもミャンマーへの進出を検討。「前向きな姿勢にあります」と意欲的だ。現地小売り最大手のシティマート・ホールディングスと事業展開に向けた市場調査などを進めていて、提携を模索中。こちらも年内にも1号店を出店したい考え。

 同社は近くカザフスタンに、地元企業などとの合弁会社が立ち上がる。早ければ10月にも1号店を出店する計画だ。

■「ファミマ」は韓国に溶け込んでいる

 コンビニの国内店舗数は5万店が飽和状態といわれている。東レ経営研究所のシニア産業アナリスト、永井知美氏は「現在4万5000店ですから、ほぼ飽和状態。空白地があるとしても、そういった場所はおそらく出店しても採算があわないのでしょう」と指摘する。

 とはいえ、海外進出にも不安はある。中国への進出はどのコンビニも早かったが、北京や上海といった大都市でさえ、外資系企業にかかる規制の「壁」に阻まれて思うように利益を上げられないでいる。ベトナムやミャンマーなども「未知数」な点は少なくない。

 ただ、「例外」もある。ファミリーマートは韓国で大健闘している。同社は現在、韓国に7000店超を出店しているが、「競争が激しくなる中で地元企業だと思って利用している韓国人は少なくないですし、利益も上がっています」と話す。

 永井氏は成功の理由を、「コンビニの場合、『一番乗り』がヒケツです」と語る。いち早く出店し、地域に溶け込むことが成功への近道とみている。たしかに、ファミリーマートは韓国への出店、「一番乗り」だった。

 「引き続き中国などにも出店の余地はありますが、(ミャンマーなどで)一番乗りすることで成功する可能性は高まると思います」と話している。

ミャンマーで事業再開 味の素社長「年度内にも」

Written By site on 2012年5月26日土曜日 | 3:57

5月25日(金)20時47分配信

インタビューに応える味の素の伊藤雅俊社長=25日、東京都港区(写真:産経新聞)

  味の素の伊藤雅俊社長は25日、産経新聞のインタビューに応じ、民主化を進めるミャンマーで、今年度内にも主力製品の「味の素」の製造販売を13年ぶりに再開する考えを示した。

 同社はミャンマーに1996年に進出したものの、軍事政権下の影響が強まった2000年4月から事業を休止していた経緯がある。

 伊藤社長は「(ミャンマーには)タイと同じくらいの人口がおり、将来の市場拡大が期待できる」と強調。民主化の進展に伴って高い経済成長が見込まれることから、すでに缶コーヒーや風味調味料、味の素について同国での製造許可を取得しており、社内準備が整い次第、事業を再開する方針を示した。

 アジア以外での事業展開では、アフリカの北・東部に新拠点の設置を検討するという。海外戦略の姿勢について、「早く参入し、時間かけて育てることでブランドを着実に根付かせる」と述べた。1991年に進出したナイジェリアでは、営業担当者が国内全域をまわって小分けにした味の素などの調味料を1袋5円で販売し、100億円程度を売り上げた実績がある。

 今後のM&A(企業の合併・買収)の対象とする分野については、「調味料や食品、先端バイオなどを中心に考える」と述べた。

 同社は来年度までに3000億円程度の営業キャッシュフローができる見込みのほか、子会社のカルピスのアサヒグループホールディングスへの売却でも1000億円程度の資金を得られる見通しという。

民主化「まだ芽吹き」=米大学にメッセージ―スー・チー氏

Written By site on 2012年5月25日金曜日 | 5:52

5月25日(金)10時4分配信


【ワシントン時事】ミャンマーの最大野党国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏は24日、米ジョンズ・ホプキンス大学にビデオメッセージを送り、ミャンマーで人権状況改善の動きが出ていることについて「非常に満足している。しかし芽吹きの段階だ」と述べた。
 スー・チー氏はこの中で、「われわれの取り組みは、まだ実を結んでいない。開花もしておらず、芽吹き始めたところ」と指摘し、今後さらに民主化に力を入れていく考えを示した。また「人は(国や地域によって)見下せない」とも語った。

経団連のミャンマー経済委、委員長に三菱商事の小林社長

5月25日(金)8時15分配信


 新社長に内定した小林氏(写真:フジサンケイビジネスアイ)


経団連が再開する「日本ミャンマー経済委員会」の委員長に三菱商事の小林健社長が内定したことが24日、明らかになった。6月5日の定時総会後に開かれる理事会で正式に決定する。

 経団連は来年2月、米倉弘昌会長を団長とする訪問団をミャンマーに派遣し、民主化を進める同国官民関係者と経済協力関係の強化策について意見交換したい考え。三菱商事は委員長会社として訪問団の日程調整を担うほか、日本企業進出に向けた情報収集を強化する見通し。同委員会は軍事政権下で中断されていたが、民主化で再開を決定。商社、流通、運輸、メーカー、金融など大手企業約100社が参加を予定している。

スー・チー氏24年ぶり国外へ…タイの会議出席

Written By site on 2012年5月24日木曜日 | 5:09

5月24日(木)19時21分配信

 【バンコク=深沢淳一】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏が率いる民主政党・国民民主連盟(NLD)の幹部は24日、スー・チー氏が、タイの首都バンコクで30日から開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出席することを明らかにした。

 スー・チー氏が国外に出るのは1988年以来、24年ぶり。6月には訪欧も計画しており、今後は積極的に外遊し、民主化支援を直接訴える。

 会議は6月1日までの3日間で、ミャンマーのテイン・セイン大統領も出席する。大統領とスー・チー氏は会議で講演するほか、開催国タイのインラック首相や、東南アジア各国の首脳らとも会談する予定だ。

 スー・チー氏は6月には、14日にスイスのジュネーブで開かれる国際労働機関(ILO)の総会で演説し、その後、ノルウェーのオスロで、91年に受賞したノーベル平和賞のスピーチを行う。かつて暮らしていた英国でも議会演説などを予定しており、国際社会でスー・チー氏の存在感が一段と高まるのは確実だ。政府にとっても民主化進展をアピールできるメリットがある。

スーチー氏が近くタイ訪問、過去20余年で初の外遊

 5月24日(木)17時3分配信

 バンコク(CNN) ミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)は24日、党首のアウンサンスーチー氏が来週、世界経済フォーラム東アジア会議に出席するためタイを訪問すると発表した。

ミャンマー軍政による自宅軟禁で出入国が長い間不可能となっていた同氏の外国訪問は、過去20年以上で初めて。NLDの報道担当者によると、スーチー氏は今月28日、タイの首都バンコクへ出発する。出席する会議での役割などは明らかにしなかった。

アウンサンスーチー氏は来月、欧州諸国へ長期の訪問も計画している。各国で演説する予定で、ノルウェーでは1991年に受賞したノーベル平和賞の受諾演説も行う。同賞を受賞した際は軍政によって拘束状態に置かれ、ノルウェー訪問はかなわなかった。

ミャンマーでは今年4月に国会補欠選挙が実施されてNLDが圧勝し、アウンサンスーチー氏も議席を獲得していた。

スー・チー氏の初外遊先はタイ、英国では議会演説も

 5月24日(木)16時39分配信

 [ヤンゴン 24日 ロイター] ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は24日、スー・チー氏がタイの首都バンコクで開かれる国際フォーラムで演説すると発表した。同氏のミャンマー出国は24年ぶりとなる。

NLDのメンバーはロイターに対し、来週バンコクで開催される世界経済フォーラム東アジア会議への招待に、スー・チー氏が応じたと述べた。

スー・チー氏は先月、ノルウェーや英国を6月に訪問すると発表していた。同氏は6月14日にスイスのジュネーブで国際労働機関(ILO)総会に出席し演説する予定。18日からは英国に1週間滞在し、21日に上下両院で議会演説も行う。

スー・チー氏が最初に拘束されたのは1989年。その後、2010年に自宅軟禁を解かれるまで、計15年にわたって拘束・軟禁下に置かれていた。同氏は拘束されていなかった期間中も、帰国を許されない事態を懸念して外国訪問を避けていた。
 
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