5月23日(水)8時30分配信
ミャンマーや中国との貿易拡大を見込んだ投資活動の活発化に伴い、北部ターク県メーソートとチェンライ県チェンコンの国境地域で地価が上昇している。特にメーソートはすでに閣議で経済特区構想が原則承認されていることから、注目が集まっている。クルンテープ・トゥラキットが報じた。
ターク県商工会議所のバンナポット会頭によると、消費財大手サハ・パタナピブンが、凍結していた自社の工業団地の拡張計画を再開する方針を打ち出しているほか、多数の投資家が進出を狙い同地を視察に訪れている。経済特区計画に含まれる工業団地の開発などを見越して市街地の土地を広範囲にわたって購入するケースが目立つという。
同県土地局によると、国道105号線沿線で2012~15年の公示地価が過去3年比14~50%上昇したほか、市街地では約2倍になった地域もある。小売業の進出も増えており、このほど大手建材チェーンが店舗を開設。年末には英系ディスカウントストア(DS)「テスコロータス」が開業する予定。
一方、北部チェンライ県チェンコンの当局職員によると、国道1020号線の第4メコン国際橋(第4タイ・ラオス友好橋)周辺の地価が大幅に上昇している。従来は1ライ(1,600平方メートル)あたり100万バーツ(約260万円)で売買されていたが、現在は同300万バーツに値上がりした。特に友好橋開通後の状況を視察に訪れる中国・雲南省からの投資家が増えているという。
【タイ】北部国境の地価上昇、緬・中貿易拡大にらみ
Written By site on 2012年5月23日水曜日 | 6:58
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