5月16日(水)11時27分配信
ミャンマーのテイン・セイン大統領が14日、韓国のイ・ミョンバク大統領との会談で、北朝鮮から武器を輸入していた事実を認めたうえで、「今後は取引を行わない」との意向を明らかにしていたことがわかりました。
韓国政府高官によりますと、ミャンマーのテイン・セイン大統領は14日に行われたイ・ミョンバク大統領との会談で、北朝鮮との武器取引について「過去20年間で、ある程度はあった」ことを明らかにしました。そのうえでテイン・セイン大統領は、「今後は行わない」との意向を表明したほか、国連安保理の北朝鮮制裁決議を順守すると伝えたということです。
また、聨合ニュースによりますと、北朝鮮の核問題については「協力した事実はない」と話したということです。ミャンマーと北朝鮮の武器取引については欧米諸国が懸念を示していて、国際社会に「北朝鮮離れ」をアピールすることで、経済制裁の解除に向けた動きを加速させたい考えです。
また、イ・ミョンバク大統領は翌15日、最大都市・ヤンゴンで民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんと会談し、今後の経済協力などについて意見を交わしました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿