5月28日(月)19時33分配信
【バンコク岩佐淳士】ミャンマーの民主化指導者アウンサンスーチー氏は29日にも、政治活動再開後初の外遊先となるタイを訪れる。首都バンコクで開かれる世界経済フォーラム東アジア会議(5月30日~6月1日)に出席し、6月1日に「東アジア経済発展における女性の地位向上の重要性」をテーマにした公開討論に参加する予定だ。一方、会議に同席するはずだったテインセイン大統領は出席を取り消し、タイ訪問の日程を4日からに延期した。
スーチー氏が出席する会議の主催者「世界経済フォーラム」(本部・スイス)は、経営者向けの民間研究機関。スイス・ダボスで開かれる年次総会は「ダボス会議」として知られる。世界各国から政財界の要人を集め、各地で世界経済や国際情勢について議論する会議を開いており、今回の東アジア会議もその一環だ。民主化が進み、政治・経済両面で注目を集めるミャンマーの「顔」として、スーチー氏が国際社会にどんなメッセージを発信するかが注目される。一方、テインセイン大統領は欠席を決めた理由を明らかにしていない。
スーチー氏が国外に出るのは88年以来24年ぶり。関係者によると、ミャンマーを訪問しているインドのシン首相と今月29日に会談し、その後、「その日の夜(29日夜)か翌朝にタイに向けて出発する」という。
<ミャンマー>スーチー氏、政治活動再開後初の外遊へ
Written By site on 2012年5月28日月曜日 | 5:19
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Htun Naing Myint
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