5月28日(月)8時30分配信
インド商工会議所連合会(FICCI)はシン首相がミャンマーを27~29日に訪問するのに合わせ、ミャンマーとの貿易決済をルピー建てにすることを政府に要請した。信用状などがユーロやシンガポールドル建てのために、インド製品の競争力が損なわれていると強調している。
FICCIは調査結果として、ルピー建てでの決済が実現すればミャンマーがインド向けに輸出する穀物などをルピーで支払うことが可能になり、インド製品の輸入に充てることも可能になると説明した。
国境沿いの取引は現在、現地通貨を使っているものの、インド準備銀行(中央銀行)の2004年の決定で、貿易決済の通貨は特に定めていない。これに対し、バングラデシュとブータンとの貿易はルピーが決済に利用されている。
首相のミャンマー訪問には、民間企業の代表が同行するため、これらの問題の協議も見通されている。ただランジャン・マタイ外務次官は訪問前の説明で、インドとミャンマーの銀行同士の取引関係が確立していないために、第3国の銀行が利用されているとの現状を説明。準備銀とミャンマー中銀が協議を始めたばかりで結論が出るのは先になるとの見通しを示している。
今回は国賓としての訪問で、インドの首相としてはラジブ・ガンジー首相以来25年ぶりとなる。首都ネピドーでテイン・セイン大統領と会談するほか、ヤンゴンで29日に民主化運動指導者で国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏と会談する
【インド】商議所連合、ミャンマー貿易でルピー決済を
Written By site on 2012年5月28日月曜日 | 5:11
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Htun Naing Myint
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