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自宅軟禁中に「慰められた」、スー・チー氏が英DJに感謝

Written By site on 2012年6月21日木曜日 | 6:25

[ロンドン/オックスフォード 20日 ロイター] 英国を訪問しているミャンマーの最大野党党首アウン・サン・スー・チー氏は19日、ロンドンの英BBC放送を訪れ、自宅軟禁中に聴いていたという同局の音楽ラジオ番組に「慰められた」として、DJに感謝の意を述べた。

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この日、67歳の誕生日を迎えたスー・チー氏は、15年に及んだ自宅軟禁中に聴いていた同局の音楽リクエスト番組「A Jolly Good Show」のDJ、デーブ・リー・トラビス氏と対面。トラビス氏は「(スー・チー氏が聴いていたと知って)本当に驚いた。世界中に4000万人のリスナーがいるが、世界的な指導者が聴いていて、しかも慰められていたことに感動した」と語った。

スー・チー氏は「どこにいてもBBCはいつも一緒だった」とし、「(BBCが)私と世界との懸け橋となってくれた。誰とも接触できないときに、外の世界で何が起きているのか知ることができた」と述べた。

また、スー・チー氏は20日、母校オックスフォード大学を訪問し、名誉博士号を受けた。自宅軟禁中の1993年に授与が決まったもので、19年越しの授与式となった
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