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<スーチー氏>オスロで会見「この日が来ると信じていた」

Written By site on 2012年6月16日土曜日 | 2:50

6月16日(土)11時12分配信
 【オスロ小倉孝保】欧州歴訪中のミャンマーの民主化運動指導者で最大野党「国民民主連盟(NLD)」の党首アウンサンスーチー氏は15日夜(日本時間16日未明)、ノルウェー・オスロ市内で記者会見し、16日にノーベル平和賞受賞(1991年)の記念講演を行うことについて、「ここに来るのは容易な旅ではなかったが、この日が来ることを信じて疑わなかった」と述べ、軟禁中も希望を失わなかったことを明らかにした。

 スーチー氏は平和賞受賞当時、自宅に軟禁中で授賞式に出席できなかった。16日の記念講演についてスーチー氏は「21年間、スピーチの準備をしていたわけではない。先週、書き始めたばかり」と報道陣を笑わせたあと、「21年間の私の経験と、その経験を経て、私が今ここにいることについて話すことになるでしょう」と語った。

 民主化運動を弾圧した軍との関係について聞かれたスーチー氏は、「私は軍と敵対したわけではなく、民主主義の脅威(軍政)と闘ってきた。民主主義には良質で職業意識の高い軍が必要だ」と柔軟な姿勢を強調した。

 ミャンマーの民主化の進展で海外からの投資熱が高まっていることについて「政府に対してよりも民間セクターに投資してほしい」と述べた。

 会見にはノルウェーのストルテンベルグ首相も同席し、スーチー氏を「民主主義のチャンピオン」と持ち上げ、今後もミャンマーの民主化を支援していく決意を表明した。スーチー氏も、ノルウェー国民によるミャンマーの民主化支援に謝意を表明した。

 オスロに到着したスーチー氏は地元のミャンマー人民主化運動活動家たちの歓迎を受けた後、首相と会談した。会見には内外のジャーナリスト約100人が出席した。
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