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欠席問題巡りスー・チー氏、早期解決望む考え

Written By site on 2012年4月26日木曜日 | 4:29

 4月26日(木)18時48分配信

ヤンゴンの自宅で記者会見するスー・チー氏=石崎伸生撮影

 【ヤンゴン=石崎伸生】ミャンマーの下院補選で当選したアウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が議員就任時の宣誓を巡り議会を欠席している問題で、スー・チー氏は26日、ヤンゴンの自宅で記者団に「議会で国のために働きたい」と述べ、早期解決を望む考えを強調した。

 NLDは、議員就任時の宣誓に憲法を「護持する」との文言が含まれていることに反発し、議会を欠席している。この問題でNLD幹部のニャン・ウィン氏は本紙に、宣誓の文言を定めた憲法の規定修正に向け、与党・連邦団結発展党(USDP)や野党に協力を求めると説明した。

 憲法修正は議会の75%以上の賛成で可能となる。ニャン・ウィン氏は「協力は得られると思う」と語ったが、USDP幹部は「NLDのためだけに憲法を修正することには賛成できない」と語っている。民主政党の下院議員も「与党や軍が文言修正に応じるとは思えない」と指摘し、問題解決までにはなお時間がかかるとの見方を示している。
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