「国のためになる指導者を」=NLD党大会でスー・チー氏―ミャンマー
【ヤンゴン時事】
ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)は9日、最大都市ヤンゴンで党大会を開き、アウン・サン・スー・チー氏が開幕の演説を行 い、「党の目標は民主的な国造り。個人的な関係でなく国のために働ける指導者を選んで」と訴えた。大会は10日までの予定で、2015年の総選挙に向け、 新執行部を選出して党勢の強化を図る。
スー・チー氏は演説でNLDの党運営が中央集権的だったと指摘。「今回の大会は地域レベルから代表選出の手続きが取られた」として、党内改革が進んでいると強調した。
NLDの本格的な党大会は1988年の結党以来初めて。「準備会合」と位置付けられた8日の会議には、全国から800人以上が参加。州、管区レベルの代表者を選出した。9日以降、党の最高意思決定機関である中央執行委員会の新メンバーを決める。
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