アウン・ミン大統領府相,(KNU)議長,KIA
【バンコク=深沢淳一】ミャンマー政府と北部カチン州の少数民族武装勢力・カチン独立軍(KIA)は4日、中国雲南省瑞麗市で停戦交渉を行い、「真の内戦終結を実現するため、今後も協議を続けることで合意した」との共同声明を発表した。
次回交渉は2月末までに行うとしている。
昨年12月に政府軍がKIAの拠点があるライザの近郊に猛攻撃を開始して以来、交渉は初めて。KIA筋によると、カチン州から難民が大量に流入する事態を警戒する中国政府の仲裁で実現した。
ミャンマー政府からはアウン・ミン大統領府相ら、KIA側は幹部陣が参加し、中国の駐ミャンマー大使、カレン民族同盟(KNU)議長なども同席。KIA は次回交渉までに、自らが加盟する11勢力による連合組織・統一民族連邦評議会(UNFC)と協議するとしており、政府との和平交渉は各勢力単位ではな く、一体で臨む方針を示した。
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