ミャンマーデモ、政府が催涙ガスで強制排除
Written By site on 2012年12月1日土曜日 | 7:56
ミャンマー北部サガイン管区の銅山開発を巡って、開発中止を求める地元住民らの抗議デモに対し、政府は11月29日、催涙ガスなどを使用して強制排除し、AFP通信によると約100人が負傷した。
民主政党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏は30日、「このような対応は必要ない」と政府を批判した。
銅山開発は軍政時代に契約が結ばれ、軍系列のミャンマー企業と中国企業が共に出資している。地元住民や仏僧は、開発のために地元住民が強制退去させられ、環境への悪影響も懸念されるとして、11月半ばから連日、開発中止を求めるデモを行っていた。
政府は29日未明の強制排除後、声明を発表し、「法の支配を取り戻し、国と国民の利益のために行われた」と正当化した。これに対し、強制排除直後に現地入りしたスー・チー氏は、「我々は強制排除の理由を知る必要がある」と述べた。
バンコク=石崎伸生
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