<日本財団>ミャンマーに300万ドル人道支援
Written By site on 2012年10月18日木曜日 | 6:52
日本財団(笹川陽平会長)は18日、ミャンマーの少数民族武装勢力11組織で作る統一民族連邦評議会(UNFC)と東京都内で記者会見し、少数民族支配地域に対して総額300万ドル(約2億4000万円)の人道支援を実施すると発表した。12月にも1回目として30万ドル分の医薬品などを輸送する。
ミャンマーでは長年、少数民族との紛争が続いており、国内避難民は100万人に上るとされる。避難民は山岳地帯やジャングルなどのへき地にいるケースも多いため、タイや中国などから陸路で搬送することも検討するという。
笹川会長は「ミャンマーは民主化が進む半面、少数民族との争いは終わっていない。停戦が実現すればすぐに平和になるというわけではない」と支援の必要性を強調。UNFCのクンオカー副議長は「政府が人道支援を認めるかわりに政治的目的を放棄させようと少数民族を説得するかもしれない。国際社会が監視役になってほしい」と訴えた。
【金子淳】
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