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ミャンマーで衣料増産 三陽商会、中国リスクを回避

Written By site on 2012年10月13日土曜日 | 4:37



アパレル大手の三陽商会は12日、ミャンマーで、年内にも衣料品増産に乗り出す方針を明らかにした。同社はヤンゴン近郊の現地工場と提携して、8月からダウンコート4種類の生産委託を開始した。仕上がった衣料品の品質が予想以上に高く、コストも安いことから、委託する衣料品の種類を追加する。

 三陽商会がミャンマーで生産しているのは、婦人服ブランドの「エヴェックス バイ クリツィア」と「トランスワーク」のダウンコートで計4種類。毛皮つきのロングコートが販売価格で3万円弱と、中国で同じ製品を生産するより安く仕上げられるという。

 三陽商会の海外生産比率は現在、約65%で、うち50%が中国、15%がベトナムやタイ。中国は人件費の高騰が続き、反日デモなどのリスクもあるため、生産比率を徐々に下げ、ミャンマーでの生産を増やすことを検討する。

産経新聞
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