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ミャンマー内閣改造「第2弾」判明 省統合し「1省1閣僚」

Written By site on 2012年9月8日土曜日 | 3:18



 改造における大統領の基本方針は、(1)1省1閣僚(2)改革に抵抗する保守・強硬派の排除(3)改革のブレーキとなる実務能力が劣る閣僚の交代と、より優秀な人材の起用-などだ。

ミャンマーのテイン・セイン大統領による内閣改造の全容が7日、判明した。経済発展省の廃止など一部の省を統廃合し、閣僚の半数以上が交代する大幅なもので、昨年3月に就任したテイン・セイン大統領は、1期5年の任期満了へ向けて、改革を加速させる。

 大統領は先月末、内閣改造の第1弾を公表したが、第2弾の改造分と全体像は公表されていなかった。大統領が連邦議会に提出した閣僚名簿によると、省は33から31に減り、逆に閣僚数は30人から36人に増えた。

 省が減少したのは、経済発展省を廃止し、第1、2電力省を1つに統合したことによるもの。大統領は改革を加速するために、行政の効率性と実務能力の向上を重視しており、経済発展省の機能は、国家計画・経済開発省などに分散されるものとみられる。

 改造における大統領の基本方針は、(1)1省1閣僚(2)改革に抵抗する保守・強硬派の排除(3)改革のブレーキとなる実務能力が劣る閣僚の交代と、より優秀な人材の起用-などだ。

 これに沿い、例えば「情報相兼文化相」など1閣僚による複数の役職兼務をなくし、「情報相」と「文化相」に分割して、1つの所管省に専念させる態勢とした。

 加えて2人の大統領府相を6人に増強した結果、全体の閣僚数は増えた。

 変動がなかったのは外相、商業相など15閣僚。11人が国防相、鉄道相、財務・歳入相などとして新たに入閣し、初の女性閣僚(社会福祉救済復興相)も誕生した。うち8人が副大臣からの昇格だ。

 一方、フラ・ミン国防相やゾー・ミン第1電力相ら5人が閣外へ去った。横滑りはエイ・ミン科学技術相が工業相に転身するなど、7人となった。

 連邦議会は7日、閣僚名簿を承認した。
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