ミャンマー債務問題、決着へ=日本が仲介―世銀・ADB
Written By site on 2012年9月25日火曜日 | 20:35
世界銀行やアジア開発銀行(ADB)のミャンマー向け延滞債権問題が、日本政府の仲介により決着する見通しであることが25日明らかになった。東京で来月開催される民主化支援会合で、国際協力銀行(JBIC)や邦銀が借り換え融資を実行する案で合意する。経済協力拡大の障害となってきた債務問題が解消すれば、ミャンマーへの投資や進出が一段と活気づきそうだ。
世銀は約4億ドル(約310億円)、ADBは約5億ドルの延滞債権を保有している。延滞していると新規融資ができず、国際的な信用も低下するため、経済発展の妨げとなっていた。
日本政府は、ミャンマー政府がJBICや邦銀のつなぎ融資を活用し、世銀やADBの延滞債務を返済する案を提示しており、東京会合で関係者が正式に合意する見込みとなった。再び融資が焦げ付くことを避けるため、国際通貨基金(IMF)が監視する案も浮上している。
最大の債権者である日本政府は4月、民主化を評価し、約5000億円に上る延滞債権の放棄や借り換えを柱とする支援策を決定した。ただ、支援策の実行には、日本に次ぐ延滞債権を抱えるADBなどとの調整が必要だった。
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Htun Naing Myint
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