8日、ミャンマー中部マンダレーで開かれた88年デモの式典で、祈りをささげるミン・コー・ナイン氏(左端)ら(主催者提供・共同)
ミャンマーで1988年8月に学生らが民主化要求デモを行ってから24年となった8日、同国第2の都市、中部マンダレーで当時の学生リーダーらが出席して犠牲者を追悼する式典が行われた。軍政下では8月8日に式典などを行おうとする動きは厳しく弾圧されていたが、昨年3月に発足したテイン・セイン政権は式典開催を初めて公認し、民主化推進をあらためて印象づけた。
マンダレーの仏教施設で行われた式典には、今年1月に釈放されたデモ時の学生リーダー、ミン・コー・ナイン氏や、民主活動家、政党関係者ら500人以上が出席。88年デモの重要性を強調し「現在の政治、経済、社会の変化は88年デモの結果だ」とする声明が読み上げられた。
前日の7日に閣僚2人が現地を訪れ、式典開催にお墨付きを与えたという。式典は最大都市ヤンゴンでも開かれ、500人以上が参加した。
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