7月26日(木)7時32分配信
ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー氏が25日、連邦議会で初めて発言し、「少数民族の権利を守る法律が必要」だと訴えました。
アウン・サン・スー・チー氏は25日、首都ネピドーで開かれている連邦議会下院の本会議に出席しました。
スー・チー氏は「少数民族の権利に関する議題」の中で発言し、カチン族やシャン族などの貧困率を挙げたうえで、「少数民族の権利を守るための法律が必要」だと述べました。
また、スー・チー氏は、「真の民主化とは、国が発展することではなく、少数民族も含めたすべての国民が平等であること。そのための議論を国会で行うべきだ」と主張しました。スー・チー氏が国会で発言するのは、今年4月の補欠選挙で当選して以来、初めてです。
ミャンマーのテイン・セイン大統領は、民主化に向けた重要課題として、少数民族との和平合意などを進めていますが、いまだに武力衝突が続いている地域もあります。
(25日23:14)
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