7月3日、ミャンマーの国営メディアによると、テイン・セイン大統領(写真)は受刑者計80人に恩赦を与え、釈放した。民主活動家は、そのうち23人が政治犯だとしている。写真はネピドーで6月25日撮影(2012年)
[ヤンゴン 3日 ロイター] ミャンマーの国営メディアが3日伝えたところによると、同国のテイン・セイン大統領は、外国人を含む受刑者計80人に恩赦を与え、釈放した。民主活動家は、そのうち23人が政治犯だとしている。
恩赦を与えられた受刑者の内訳はミャンマー国籍が46人、外国人34人。国営メディアは外国人の国籍については伝えていない。
自身も1月に釈放されたという民主活動家はロイターに対し、釈放された政治犯の中にはアウン・サン・スー・チー氏率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)の元メンバーであるThan Zaw氏や、著名な民主活動家Ko Aye Aung氏も含まれていると述べた。
同国では昨年5月から今年1月までに650人以上の政治犯が釈放されているが、NLDは先月、いまだに330人の政治犯が釈放されていないと主張。タイを拠点とする政治犯支援協会(AAPP)によると、5月時点での政治犯は471人だった。
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