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伊藤園、ミャンマーで「お~いお茶」を製造・販売へ

Written By site on 2012年6月27日水曜日 | 0:19

 6月27日(水)11時52分配信
 伊藤園は27日、ミャンマーで茶飲料「お~いお茶」などの清涼飲料を製造、販売すると発表した。28日に東南アジア事業を管轄する現地法人をシンガポールに設立した上で、今秋までに現地企業との間で合弁会社を立ち上げる。日本の食品大手が同国に生産拠点を設けるのは初めて。経済開放で消費市場の拡大が見込めると判断した。

 合弁会社は伊藤園が過半数を出資する。ミャンマーでは清涼飲料を製造する工場も新設するほか、現地の茶畑を活用した茶葉の生産も検討している。

 経済の中心都市、ヤンゴンをなどで「お~いお茶」や紅茶飲料「ティーズティー」、ミネラルウオーターなどを販売する。大衆向けのため、現地の飲料と同レベルの価格に設定する予定だという。「競合が少ない段階で早期に動くことで今後の成長を取り込む」ことを狙い、3年以内の黒字化を目指す。

 同社は同時にベトナム、シンガポールでも合弁会社を設立し、清涼飲料の製造販売に着手する。アジア市場に積極進出することで、約2%にとどまっていた海外売上高比率の引き上げを図る。

 ミャンマーは民主化の進展に伴い経済の開放、改革が進んでおり、欧米各国も経済制裁の停止、解除に向けた動きを進めている。日系企業も、カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが縫製工場の設置を計画するほか、コンビニエンスストアのローソンも出店に向けた調査を進めている。
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