【パリ宮川裕章】フランスを訪問したミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏は26日、オランド仏大統領と会談した。終了後の記者会見で「ミャンマーの経済発展は、民主主義を強化する形でなければならない」と述べ、開発や投資にあたっては透明性の確保が重要との認識を強調した。
オランド大統領は会見でミャンマーの民主化について「可能なあらゆる支援をする準備がある」と述べ、とくに「自由な選挙」「政治と労働組合の自由」「少数民族の尊重」などの分野で支援する意向を表明した。
会見でスーチー氏は海外からの投資に関し「とくに(石油などの)採掘産業での経営の透明化」を指摘。一方「教育制度の向上とともに、学位取得者が困難に挑戦する気概を持つ環境を作らなければならない」と述べた。
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