4月30日(月)19時42分配信
ミャンマー連邦議会への初登院を見合わせていたアウン・サン・スー・チーさんが、憲法改正の公約と矛盾するとして拒否していた宣誓を受け入れ、5月2日から議会に出席することを決めました。
スー・チーさんは、今月はじめに行われた連邦議会の補欠選挙に当選し、先週、初登院する予定でしたが、その際に「憲法を守る」という宣誓をしなければならないため、その文言の変更を求めて登院を見合わせていました。
しかし、30日になってスー・チーさんは、「投票してくれた人々が議会への出席を求めている」として、宣誓問題で妥協して2日に議員に就任し、憲法改正については今後、議会を通して訴えていく方針を決めたものです。
軍事政権時代に制定された現行の憲法には軍を優遇する規定が多く、スー・チーさんはこの憲法を改正することを公約に掲げてきました。連邦議会では、軍政の流れを汲む与党と軍人が8割の議席を占めているため、4分の3の賛成を必要とする憲法改正は事実上不可能で、少数野党を率いるスー・チーさんとしては、初登院を遅らせてでもこの問題を喚起しておく狙いがあったとみられます。
スー・チーさん、2日に議会初登院
Written By site on 2012年4月30日月曜日 | 6:51
ラベル:
bcjpnoa,
bcjpnog,
bcjpnon,
bcjpnoo,
Htun Naing Myint
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿