スズキ本社
スズキは6日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに100%出資の子会社を設立し、5月から四輪車の生産を始めると発表した。
当面は小型トラック「キャリイ」を月間100台生産し、売れ行きに応じて順次増やす。経済の自由化で道路などインフラ(社会資本)の整備が進むミャンマーで四輪車の生産を拡大したい考えだ。
新会社は「スズキ・ミャンマー・モーター」。スズキが2010年までミャンマー政府との合弁会社で四輪生産を行っていた工場を再稼働する。日本人駐在員2人のほか、ミャンマー人約90人を雇用する。人材育成を進め、新工場建設も検討する。
日本自動車工業会などによると、ミャンマーで生産拠点を持つ日系自動車メーカーは珍しいという。
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