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(朝鮮日報日本語版) 核問題:北とミャンマーのコネクション、公開されるか

Written By site on 2012年11月20日火曜日 | 4:37



北朝鮮とミャンマーの核コネクション疑惑が「真実の瞬間」を迎える見込みだ。ミャンマー政府が19日、米国のバラク・オバマ大統領の初訪問を前に、秘密の核施設と疑われていた場所に対する国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れると発表したからだ。この発表は、ホワイトハウスがミャンマーに対し北朝鮮との軍事関係を断つよう求めてから、わずか数時間後に行われた。

 2009年5月に北朝鮮が2回目の核実験を行った後、オバマ政権は北朝鮮とミャンマーの核コネクション疑惑を本格的に提起してきた。当時、カート・キャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、連邦議会への答弁書の中で「核開発疑惑を受けているミャンマーと北朝鮮との間で、協力関係が緊密になっている。両国間の協力を細かく観察している」と主張した。こうした疑惑は09年6月末、ミャンマーに向かっていた北朝鮮の貨物船「カンナム1号」が米軍の追跡を受け回航したことで、さらに増幅された。同船は核関連物資を積んでいたと推定されている。

 オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙は同年8月、亡命したミャンマー軍将校などの証言を引用し「ミャンマーが北朝鮮の支援を受け、ヤンゴンから北に600キロ離れたナウン・ラングの山中に巨大な地下バンカー(掩蔽壕)を作り、ウランの精製工場や原子炉を建設している」と報じた。また、ミャンマーのマグウェ管区にも核開発疑惑がある。ミャンマー側は核開発疑惑を否定し続けてきた。しかし国連は、2010年に出した報告書に、北朝鮮が核や弾道ミサイル関連の装備をミャンマーやイラン、シリアに提供したと記している。

 一方、オバマ大統領は19日にヤンゴン大学で演説を行い、北朝鮮に向けメッセージを投げ掛けた。オバマ大統領は「ミャンマーは、ある国がよりよい場所に移れるかどうか、北朝鮮を含むこの地域のほかの国々にとって模範的なケースになれるかどうかを示す試金石になり得る。北朝鮮指導部に対し、二つに一つを選べと強調してきた。すなわち、核兵器を放棄して平和と進展の道を進めということだ。そうすれば、米国は支援の手を差し伸べるだろう」と語った。

朝鮮日報日本語版
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