スー・チー氏、米訪問をスタート ミャンマーでは受刑者514人釈放へ
Written By site on 2012年9月18日火曜日 | 5:42
ミャンマーの民主化運動指導者で最大野党・国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)党首のアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏は17日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)に到着し、自宅軟禁中には生涯、不可能とも思われていた米国訪問の日程を開始した。
ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者であり、2010年までの約20年間のほとんどを自宅軟禁に置かれるという苦難を乗り越えたスー・チー氏には、訪問先での温かい歓迎が予想される。
18日間の米国滞在中に、スー・チー氏が出席する予定の行事は100件近くに上る。
18日にはヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官と会談し、翌19日には米議会を訪れ、同議会の勲章としては最も権威ある「議会名誉黄金勲章(Congressional Gold Medal)」を授与される予定だ。
バラク・オバマ(Barack Obama)大統領も、大統領選の遊説を一時切り上げてスー・チー氏と会談するとみられているが、ホワイトハウスからの発表はまだない。
一方、ミャンマー政府は17日、スー・チー氏の米国訪問や次週のテイン・セイン(Thein Sein)大統領の訪米にあわせたかのように、民主化改革を示す政策の一環として、さらに受刑者514人の釈放を発表した。ミャンマーの民主化団体「Generation 88(88年世代)」によると、このうち少なくとも15人が政治犯だという。
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Htun Naing Myint
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