7月11日、米国が今週にも、対ミャンマー制裁措置の緩和に乗り出すことが明らかに。写真はクリントン国務長官。10日撮影(2012年 ロイター/Nguyen Huy Kham)
7月11日(水)17時53分配信
米国は今週にも、対ミャンマー制裁措置の緩和に乗り出す。米企業にミャンマーでの投資や金融サービスの提供を許可するライセンスを発行、この取引については詳細な情報の開示を求めるという。関係筋が11日、ロイターに明らかにした。早くて11日にも発表される見通し。
米国が情報開示を義務付けることは稀で、世界で最も汚職が広がる国の1つであるミャンマーで高い透明性を確保することが狙い。関係者によると、米財務省はミャンマー投資と金融サービスを許可する2つのライセンスを発行する。
クリントン米国務長官は5月17日、ミャンマーの過去15カ月にわたる政治改革を評価し、投資と金融サービスに絡む制裁措置を緩和すると発表した。
1人の関係者によると、クリントン長官の発表から財務省によるライセンス発行に至るまでに時間が空いたのは、どの程度までの情報開示を求めるかについて意見が割れていたことが影響しているという。この関係者によると、開示された情報の一部は公表されるが、それ以外は米政府だけが把握することになる。
ロイター
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