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世界が注目するミャンマービジネスの光と影

Written By site on 2012年6月4日月曜日 | 5:46

ミャンマーでは、こんな貧しい農村風景を至る所で目にする(青木伸行)

  6月4日(月)13時13分配信
 長年厳しい規制状態が続いていたミャンマーだが、規制の緩和に伴って、世界中から大量の企業・個人の流れ込みが予想され、現在多くの企業や投資家が注目している。

 ミャンマーへの経済制裁をしていた米国がこのほど、1年間の個人投資、企業投資を解禁することを発表した。欧米の資本流入の加速が見込まれることから、ミャンマーへの注目度が更に高まっていっている。果たして、そんなミャンマーの実態はどうなっているのか?

 日本企業向けに、ミャンマー進出コンサルティングからビジネスマッチング事業などを請け負うSOEIでゼネラルマネージャーを務める中村亮氏(28)は「ミャンマーには、光の当たっている部分とその影となっている部分があると言えるでしょう。ヤンゴンの中心地など大きく発展する準備段階に入っておりますが、一方で問題が山積みで、企業や投資家にとっては、まだまだ時期早生と言える場所も多く存在しているのが現状です。ところが、地域によっては、実態の無い噂だけで、土地が値上がりを続けていたり、事実と異なる情報もたくさん流れていますので、情報の選別には細心の注意が必要となります。この国の将来は発展しか道が無いとは云えミャンマー進出を考えている日系企業には気をつけて頂きたいですね」と話す。

 今年だけでミャンマーに進出する日系企業は3000社を超えるとみられているが、ミャンマービジネスから目が離せない。
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