6月1日(金)16時9分配信
[バンコク 1日 ロイター] 24年ぶりにミャンマーを出国した民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏は1日、タイの首都バンコクで開かれた世界経済フォーラム東アジア会議で、ミャンマーに投資する外国企業に対し、利益確保と同様に雇用創出を優先事項にするよう呼びかけた。
スー・チー氏は、ミャンマーでは失業中の若者が非常に多いとし、この状態は「時限爆弾」だと述べた。「投資の目的は事業から利益を得るためであることは理解している」とした上で、「われわれの国は、投資する側と同じように利益を得る必要がある」と強調。可能な限りの雇用創出を呼びかけた。
同国では雇用不足を背景に、数百万人の国民がタイなど国外での就労を余儀なくされている。
また同氏は、ミャンマーへの投資は慎重に行われるべきだとの考えを示した。外国企業の投資によって汚職の拡大や、一部の事業関係者のみが私腹を肥やすことがないよう求めた。
スー・チー氏は初の外遊先となったバンコクについて、「街の明かりに魅了された」とコメント。「ミャンマーにはエネルギー政策が必要だ」と語った。
スー・チー氏「雇用創出を優先事項に」、ミャンマーへの外国投資で
Written By site on 2012年6月1日金曜日 | 5:08
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