6月16日(土)16時42分配信
(CNN) 飲料の世界最大手コカ・コーラは16日までに、民政移管後に政治、経済改革が加速するミャンマーでの事業展開に60年ぶりに復帰する計画を明らかにした。同国市場への進出に必要な許認可申請を既に行ったという。
同社が進出していない国や地域は、世界でミャンマーやキューバ、北朝鮮の3カ国のみだった。
コカ・コーラは報道機関向け声明で、ミャンマーに対し今後3~5年間で顕著な投資を実施すると表明。地元の提携先を模索する間、近隣国に製品を輸送しミャンマーで販売するとしている。
全ての市場で系列企業を設け、販売や流通、生産を担わせるのが同社の国際戦略とも強調。コカ・コーラ社の慈善福祉部門はミャンマーの女性の経済活動参加を促すため300万米ドルを寄付するとも発表した。
ミャンマー軍政の権限移譲を受けた民政は経済改革を急いでおり、最大都市ヤンゴンでは最近、原油や天然ガス開発の海外投資を募る会合が開かれた。政治面では、自宅軟禁措置に長年強いられていた最大野党を率いるノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー氏の政治的活動が許され、今年実施された議会補選で議席も得ていた。
ただ、少数派民族との和解など国内統合へ向けた課題は山積し、同国西部では最近、仏教徒とイスラム教徒の間で抗争が起き、当局は非常事態の宣言に追い込まれている。
コカ・コーラ、60年ぶりにミャンマー進出 重点投資を発表
Written By site on 2012年6月16日土曜日 | 3:00
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Htun Naing Myint
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