6月6日(水)20時28分配信
【バンコク岩佐淳士】ミャンマー最大野党「国民民主連盟」党首のアウンサンスーチー氏は6日、最大都市ヤンゴンで記者会見し、フラミン国防相が軍優位の憲法を改正する可能性に言及したことについて「(改正に向けた)良い兆しになることを期待している」と歓迎した。
スーチー氏は国会議員の4分の1を軍推薦枠とする現憲法の改正を求めている。改正に向けては、軍人を含めた与党議員の賛同がハードルとなるが、国防相は2日、シンガポールの国際会議で「時期が来れば軍推薦枠が減らされることもあり得る」と発言していた。
スーチー氏は会見でこの発言に「とても勇気づけられた」と語った。自らの父が国軍創設者のアウンサン将軍(1947年暗殺)であることから「軍には親愛の情を抱いている」と強調し、「国防相と食事し、話し合うことができれば素晴らしい」と述べた。
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